『釣魚(Diu Yu, Tiu-U, Fishing)』は、花札ゲーム『花合わせ(馬鹿っ花)』に似ているゲームです。点数計算が特徴的です。
主な目標は、８目以上の牌をより多く取ることです。
プレイヤーは２人または３人です。天九牌２セットとダイスと点数記録用のチップを用意します。仮親がダイス２個を振り、仮親から反時計回りに数えて最初の親を決めます。
全ての牌を裏向きにしてよく混ぜ、４段16列に積みます。適切な方法で山から、24枚を（２人なら12枚ずつを、３人なら８枚ずつを）配牌し、16枚を場牌として卓に表向きに広げます（山には24牌が残ります）。
手牌から１枚を場に出します。もし場に同種同位牌があればその２枚を自分の得点とすることができます。さらに、山から１枚を場に出します。同様に、もし場に同種同位牌があればその２枚を自分の得点とすることができます。
手牌の【天(6+6)】は２枚同時に出せます。【三(2+1)】と【六(4+2)】は合わせることができます。場に２枚あり手に１枚ある文子牌は３枚重ねて置き、４枚目を出したプレイヤーが４枚を取ります。
大魚（８目以上の牌）の点数は１目あたり２点。小魚の点数は赤目あたり１点で、その合計の一桁の位を繰り上げます。
１セットでプレイする場合は、手牌12枚（２人プレイで６枚ずつ、３人プレイで４枚ずつ）、山牌12枚、場牌８枚とします。同種でも異種でも同位牌なら釣り上げることができます。場牌によっては、最後まで釣り上げられない魚もいます。
『釣魚』のゲームシステムでは、天九牌のユニークな特徴のうち「赤い目と黒い目がある」と「非対象なスート」が活かされています。得点計算に特徴があります。