天九牌はサイコロ２個をあわせたデザインの長方形21種32枚で構成されている。21種のうち【天(6+6)】【地(1+1)】【人(4+4)】【和(3+1)】【梅(5+5)】【長三(3+3)】【板登(2+2)】【虎頭(5+6)】【紅頭什(6+4)】【高脚七(6+1)】及び【紅権六(5+1)】の文子牌が11種それぞれ２枚づつあり、残りの【黒九(6+3)】【赤九(5+4)】【平八(6+2)】【弩八(5+3)】【黒七(5+2)】【赤七(4+3)】【大鶏六(4+2)】【赤五(4+1)】【黒五(3+2)】及び【幺鶏三(2+1)】の武子牌が10種それぞれ１枚ずつある。
12 2 8 4 10 6 4 11 10 7 6
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文+――++――++――++――++――++――++――++――++――++――++――+
子+――++――++――++――++――++――++――++――++――++――++――+
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天 地 人 和 梅 長三 板登 虎頭 紅頭什 高脚七 紅権六
九 八 七 五
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| ○|| ○||○○||○○|
| ○ || ○ || || | 目: 文+武
|○ ||○ || || | 至尊 +＝＝＝＝＝＝+
| || || || | +――++――+ ||２:2枚+0枚||
|○○||○○||○○|| ○| |●●|| ● | ||３:0枚+1枚||
|○○|| ○ || ○ || ○ | | || | ||４:4枚+0枚||
|○○||○○||○○||○ | 大|●●|| |幺 ||５:0枚+2枚||
武+――++――++――++――+ 鶏| || |鶏 ||６:4枚+1枚||
子+――++――++――++――+ 六| || |三 ||７:2枚+2枚||
|●●||○○||●●||●●| | || | ||８:2枚+2枚||
| || || || | |○○||○○| ||９:0枚+3枚||
|●●|| ||●●||●●| +――++――+ ||10:4枚+0枚||
| || || || | 6 3 ||11:2枚+0枚||
|○○||○○|| ○|| | ||12:2枚+0枚||
| ○ ||○○|| ○ || | +＝＝＝＝＝＝+
|○○||○○||○ || ● |
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9 8 7 5
牌の目の色は基本的に黒色(黒地なら白色)である。ただし、１の目と４の目は全て朱色である。そして、【天(6+6)】の牌の６の目も、それぞれ片側３つずつが朱色である。
サイコロの一の目は12個、二の目はは９個、三の目は10個、四の目は10個、五の目は11個、六の目は12個ある（合計64個）。
タイル又はカードとして天九牌は以下のユニークな特徴を持つ。
天九牌のセットは、玩具専門店やカジノ用具専門店で入手できます。通信販売もされています。また、ネットオークションでもたまに出品されてます。
日本国内でもっとも容易に入手できる天九牌セットは、日本遊戯玩具会社（ニチユー）のものだろうと思います(定価4800円)。
黄色いプラスティックケースに、牌(縦６cm横３cm厚１cmほど、黒色)21種32枚、ダイス(目は全て白い)３個、庄マーク、及び、解説書『天九牌の遊び方』(Ｂ５サイズ両面コピー２枚)が入っています。
ちなみに、無色や水色のパッケージのものもあります。中身は同じです。数年前は暗灰色の牌もあったそうですが、今では入ってこないそうです(2004年１月)。
いくつかのゲームは、ドミノ（西洋ドミノ）で代用することができます。ただし、「非対称なスート構成」や「目とランクの併用」に意味があるゲーム（『天九』『牌九』など）に用いることはできません。また、赤い目に意味があるゲームに用いることもできません。
ドミノ牌は例えば『長天』などに向いています。
ドミノ（西洋ドミノ）２セットで自作することも出来ます。この写真は金属製ドミノ牌２セットを用いて天九牌を模したものです。１や４や６の目を赤く塗れば完成します。
例えば、以下のように割り当てます。ただし、カードの数字はランクを表しているので、目の大きさを用いることは出来ません。１枚に１つの数字しか記されていないのでドミノのように２つの数字を使うこともできません。赤目と黒目との区別もできません。
例えば『闘牛』などに代用できます。もっともそれを『闘牛』と呼べるか否かは別問題ですが…。
Cucco(Cuccu)カードで『打天九』を模すことが出来ます。