ロシアの伝統的なトランプゲームです。トランプゲーム『ダウト』に似ていますが、「4枚が揃ったら捨てる」というルールのおかげで収束性が高くなってます。
ここではボードゲームサークル「バンガードミッション」でプレイされているルールを紹介いたします。
用具…4枚組のカードセット。4人なら7ランク28枚または8ランク32枚を推奨。
準備…ランダムに1枚を抜いて、残りを配りきります。手番は時計回りです。
目的…手札をより早く無くすこと。但し、最後の1人にならなければ良い。
手番…場札がなければ、任意のランクを宣言して手札から任意の1枚〜3枚を裏向きに場に出します。既に場札があればベリシ(前のプレイヤーと同じランクを宣言して、手札から任意の1枚〜3枚を裏向きに場に出します)かネベリシ(前のプレイヤーが出したカードをオープンさせます。宣言通りだったならオープンさせたプレイヤーが、さもなければそのカードを出したプレイヤーが場札すべてを手札に引き取ります)します。
終局…手札を無くしたことを確定させた人から勝ち抜けていきます。最後まで残った人が、このディールに負けます。
特殊…ネベリシを掛けた場合でも手番はその次の人の番になります。手札に同ランク4枚が揃っていれば即座に、その4枚を公開して捨てなければなりません。最後の2人になったときは千日手を防ぐ為に、場札がないときに連続して全く同じ宣言を繰り返してはいけません。
勝敗…ディールを繰り返し、誰かが規定回数(例えば2回)負けたら終了です。負けた回数が最も少ない人たちが勝ちます。
ネベリシ(ダウト、チャレンジ)後の手番が異なるヴァリアントがあります。