『ツタンカーメン (Tutanchamun)』は、財宝パネル70枚が敷かれた道を進みながら、各種の財宝パネルについて他人より多く集めることで得点するゲームです。
好きなだけ進んで任意のパネルを取れますが、通過したパネルはもう取れません。そのジレンマが悩ましいです。
適切な代替手段があるならば、点数ボードと点数記録用駒は不要です。パネルと駒だけあれば遊べます。プレイする上ではピラミッドも不要ですが、あった方が雰囲気が醸しでます。
『ツタンカーメン (Tutanchamun)』のルールについて
ゲームの目的は、より早く規定点数を得ることです。点数は、各種の財宝パネルについて他人より多く集めることで得られます。
このようにコースを作ります。ツタンカーメンがいる方がゴールです。適切な方法で最初の手番のプレイヤーを決めます。手番は時計まわりです。
手番には、任意のマスだけ進み、停まったマスのパネルを取ります。後戻りはできません。進むことが出来なければパスです。全員が通り過ぎたパネルは、ゴールから遠い順に除去されます。
同種のパネルが全てなくなったら得点計算です。そのパネルをもっとも多く持っている人がその数字を得点します。2番目に多い人はその半分を得点します。同数1位ならいずれも2位扱いに、同数2位ならいずれも3位扱い(つまり0点)になります。
特殊なパネルについて説明します。コインパネル(3枚)は、ただちに自分が持っているパネルと同じパネル1枚を他人から奪います。取られたプレイヤーは1得点です。ファラオパネル(3枚)は、任意のパネル0.1枚分と数えます。ゴールにあるツタンカーメンパネル(1枚)は、任意のパネル1枚分と数えます。いずれの特殊パネルも1回しか使用できません。
誰かが規定点数(3人以下なら26点、4人なら20点、5人なら16点、6人なら14点)を得点したらゲーム終了です。ツタンカーメンのいるゴールにたどり着いた人が勝つわけではありません。ツタンカーメンが描かれた点数ボード上では、マイナス点が表示されたマスを0点マスに近づくことで表示されます。
ルールの説明は以上です。
『ツタンカーメン (Tutanchamun)』プレイについて
枚数が少ないパネルは、速めに得点計算されやすいです。
ゴール手前にあるパネルはなかなか得点計算されません。
1枚だけで2位ボーナスをもらえることがあります。
基本的には、1手番あたりで得られる点数を増やすのが効率的です。1点パネル1枚で1点を得るのに1手を掛けたとすると、その効率は1になります。8点パネル4枚で8点を得るのに4手番を掛けたとすると、その効率は2になります。
このように考えると、1点パネルと2点パネルは非常に効率悪いです。調整用のタイルであると考えた方がいいでしょう。
8点パネルを3人以上で分け合ったら(あるいは1枚以上が消滅するなら)手数をかけてでも4枚を確保するのが非常に効率的です。