天九牌ゲーム『河童』を同『鹿狩り』のようにペア戦にしたらすごく面白くなったので、それをドミノ牌(W6)で遊べるようにアレンジしました。…というか『鹿狩り』をトリテにしてみたのが最初なのですが、先達に敬意を払うべくゲーム名でリスペクトしてます。
ドミノ牌W6でペア戦トリテ。全8局。親も手番も左回り。牌は縦に出す(中央側【数字】がスート、手前側【数値】がランク)。マストフォロー。リード牌のランクはそのトリックの切札スート。1と5の目が得点(1点と5点)。ただし4枚とも得点牌なら「鹿逃げ(キャンセル)」で0点になる。トリックで使われた牌はオープンのまま捨て場へ(必要ならカウントしてよい)。トリックを取った人が次のトリックのリードを行う。得点の多いチームが勝ち。
手番は左回りまたは右回り。次ディ−ルの親は左回りか右回りかラストトリックを取った人。ゲーム終了条件は、例えば「全4局」か「全8局」か「ディール終了時に50点差」か「100点到達」か「鹿滅(1局48点コンプで無条件勝利)」など(複数選択可)。「鹿滅」は標準ルールにしていいと思います。
伝統ゲームに慣れてないなら「手番は時計回り」「次ディールの親はラストトリックを取った人」「100点到達または鹿滅でゲーム終了」でプレイするのが分かりやすいと思います。
リードの(6・6)は必ず勝てます。
終了条件にもよりますが、点数的に優位なチームは5の目をキャンセルするように戦うといいでしょう。第1トリックで(5・1)や(5・6)を出す作戦も成立します。