『Einfach tierisch (珍獣動物園)』は、様々な価値の珍獣を1匹ずつ競り落としていき、最終的に残金が最も少ない人を除いて、もっとも多くの価値ある珍獣を集めた人の勝ちというゲームです。
『Einfach tierisch (珍獣動物園)』のコンテンツ
『Einfach tierisch (珍獣動物園)』のルールについて
『珍獣動物園』は、より高い価値の珍獣を収集することが目的とする競りゲームです。しかし、もっとも浪費の激しかったプレイヤーは失格してしまいます。ここが、このゲームのポイントです。
珍獣カードの価値について説明します。珍獣には、プラスの価値のものとマイナスの価値のものがいます。それぞれ、緑枠と黒枠とで表されています。「×(泥棒)」を引き取った場合は、今までに収集したプラスの価値の珍獣1匹が盗まれてしまいます(もし1匹も収集していなければ次に競り落としたプラスの珍獣が盗まれます)。そして、「x2」と「÷2」の珍獣はプラスマイナスの合計値に掛かる係数です。もし「×2」が2匹いれば、コレクションの価値は4倍になるのです。
最初に11枚ずつ配られるネズミカードはこのゲームにおける通貨です。このネズミカードを費やして珍獣を競り落としていきます。その珍獣を引き取る人が決定するまで時計回りに競り上げます(パスするかより高い価格を付けるかします)。競りの2周目以降はネズミカードを追加することによって競り上げます。つまり、ネズミカードは両替することも釣り銭を貰うこともできないのです。プラスの価値の珍獣(緑枠カード)は、一人以外が全員パスするまで競り上げます。マイナスの価値の珍獣(黒枠カード)は誰かが最初にパスするまで競り上げ、パスした人がその珍獣を引き取り、他の人は提示した金額を費やします。
ゲームは、4枚目の係数カード(水色カード)が競り終わったときに終了します。まず、残金が最も少なかったプレイヤーが失格して、コレクションの価値がもっとも高かった人が勝利します。
経験的に、失格しないためにはネズミカードを10〜25ほど残しておけばいいようだ。そして、トップの勝利ポイントは12〜20ぐらいだ。これらを指針としながらプレイすれば、それなりの結果が出せるだろう。
もし手元に高い価値の珍獣がいなければ「×(泥棒)」カードをあえて引き受けるのもよい戦術だ。もし手元に1匹もいなければ、次に安い価値の珍獣を競り落とせばいい。いずれにせよ、その相場は「×(泥棒)」を避けるために他の人が費やした金額よりも安いことが望ましい。
「−5」についても同様だ。5以上の価値を持つ珍獣を競り落とせばいいだけのことだ。もちろん、「−5」を避けるために他の人が費やした金額よりも安いことが望ましい。
『Einfach tierisch (珍獣動物園)』の雑学
この『珍獣動物園』は『ハイソサエティ』というゲームをテーマを変えてリメイクしたものです。