ライアーダイス(Liar Dice)

トランプゲーム『ダウト』のダイス版のようなものです。『ライアーズダイス』とは別のゲームなので注意。

ルール

プレイ人数
3人以上(5人前後を推奨)。
用具
ポーカーダイスを5個(普通のダイスで代用可)
ダイスカップ1個
点数記録用のチップなど(各3枚づつ)
所要時間
1ゲームあたり十分程度。
目的と勝敗
チップを持ちつづけること。

ゲームの手順

  1. 親を決めます(最初のゲームの後は、前のゲームでチャレンジに勝ったプレイヤーが親になります)。
  2. ダイス5個をダイスカップの中で他のプレイヤーに見られないように振り、ポーカー役を宣言します(嘘でも可)。そして、次のプレイヤーの手番になります。
  3. プレイヤーは自分の手番に、アクセプトするか、チャレンジするかのいずれかを行うことが出来ます。
  4. アクセプトする場合は、カップの中をこっそりと見た上てそれらのうちの任意のダイス(0〜5個)を他のプレイヤーに見られないように振りなおし、振りなおしたダイス数とポーカー役を宣言します(嘘でも可)。宣言する役は前のプレイヤーが宣言したものよりも強いものでなくてはなりません(例えば「JとQのツーペア」の後なら「QとAのツーペア」など)。そして、次のプレイヤーの手番になります。
  5. チャレンジする場合はダイスカップをオープンします。もし前のプレイヤーが実際の役よりも強い役を宣言していた場合には前のプレイヤーが、そうでなければ自分が1点を失います。チップを全て失ったプレイヤーは失格になります。これで1ゲームが終了します。

オプションルール

市販品の状況

ポーカーダイスは少し入手が難しいかも知れません。

よく似た名前のゲームに『ライアーズダイス』というのがあります。コンセプトは同じですがゲームシステムは異なっています。

感想・評価

私は、「チャレンジ」か「アクセプト(承認)」かを判断するダウト系のゲームが大好きです。そのせいか、『ライアーダイス』はとても面白いゲームだと思います。

このゲームはダイスではなくトランプを用いた方がよいのかもしれません。2〜8とジョーカーを除いた24枚でプレイできるでしょう。この『ライアーカード』セットを制作するならば、赤スペードや黒ハートなどを加えた8スートの48枚に、ジョーカー2枚とルール紹介カード4枚(いずれもワイルドカードとしても使用可能)の合計54枚にしたいですね。

リンクなど

インスト&プレイ動画を見つけました。

ARAI Satoshi ( arai@luminet.jp )