キツネたちの夕食はいつも大皿6枚で提供されます。それぞれの大皿には異なるメニューが盛られています。キツネたちの誰もが、皿を独り占めしたいと考えており、できることならよりグレードの高いメニューを独り占めしたいと考えてます。
今日も夕食の時刻がやってきます。互いの出方を伺いながらそろそろとコース取りするキツネたち。そして、夕食を知らせる鐘が鳴ります!
有利な位置にいるキツネが「どれでもいいからとにかく独り占め!」とばかり抜け駆けすると、そのメニューを狙っていた他のキツネは出遅れてしまいます。出遅れたキツネたちは、残り物を仲良く分け合うしかありません。
プレーヤーはキツネとなって6日間を戦います。
ゲーム開始時に各プレイヤーは、チップ6枚とダイス1個を持ちます。誰が最初の親になるかを無作為に決めます。
そして、以下のプロセスを6回くりかえします。最終的に最もたくさんのチップを持っていたプレイヤーが総合優勝となります。
全てのプレイヤーが同時に、ダイスで任意の目を提示します。自分と同じ目が他に存在しないプレイヤーたちの中で最も小さい目を出しているプレイヤーがイニシアチブを得ます。もしこの方法で決定できなければ、親がイニシアチブプレイヤーになります。
手番はイニシアチブプレイヤーから始まり、反時計回りに一周します。
プレイヤーは自分の手番にパスするか自分のダイスを振り直すかのいずれかを行うことができます。振り直しの場合は、場にチップ1枚を出してダイスを振り直します。そして、新しい出目と同じ目を出していた他のプレイヤーは、この回は失格となり、ダイスを引っ込めなければなりません。しかも、失格者には手番はまわりません。
手番が一周し終わった時点で、他のプレイヤーと同じ目を出しているプレイヤーは失格となります。そして、最も大きい目を出しているプレイヤーが、この回に勝利します。勝利したプレイヤーは、場に出ているチップを総取りして下さい。
さらに、全ての失格者は生存者にチップ1枚ずつを支払います。例えば、5人プレイにおいて生存者が3名で失格者が2名だったならば、失格者はそれぞれチップ3枚を支払い、生存者はそれぞれ2枚を受け取ります。
もしチップを払いきれない場合は、払わないで構いません。これは、振り直しの場合や生存者への支払いの場合など全ての場合に適用されます。例えば、手持ちチップが2枚しかないときに生存者3名への支払いが生じた場合は、払わなくて構いません。
サイコロ1個と専用ボードと人数分の識別マーカーを用いてプレイします。専用ボードには1から6までのエリアが描かれており、親から左回りの順で「どの料理を狙っているのか」を提示(マーカーを置く)します。その他のルールはダイス版と同じです。