この文書は、コスプレイベント『ドイツ村クエスト3』について記したものです。
『ドイツ村クエスト3』は、撮影会をメインとするコスプレイベントです。
コスプレ参加者数はおよそ100人ぐらいでした。
収入は5万円ぐらい。支出は室料や賞品代や輸送費などなど。
オリエンテーリングRPG『星祭りをもう一度』は、「ドイツ村クエスト3」における企画の一つです。予算はほとんど掛からず、スタッフは最低2人で足ります(多ければ多いほど宜し)。そして何よりも、参加者がテーマパーク全体を見学する理由になる企画です。
このイベントはあくまで撮影会をメインとするものなので、オリエンテーリングRPGに参加しなくてもまったく問題ありません。
毎年この時期になるとこの村では星祭りが催されます。天空から「星」を招き、人々の幸せを願うのです。昨夜(7日夜)も、近隣の村落から多くの人が集い、華やかな夜になりました。
しかし、祭りの最中に「星」がこなごなに砕け散り、村のあちこちに飛散してしまいました。今日の15時までに「星」を天空に戻さねばなりません。さもなければ、この地方は大きな不幸に見舞われてしまうのです。疫病が流行り、植物は枯れ、鳥は空を去り、株は暴落し、占いは必ず凶になってしまうのです。
そこで、村では冒険者たちに「星のかけら」を探してもらうことにしました。
開会の挨拶、注意事項、スケジュール説明、ゲームルール説明などが行われました。ただ、多くの参加者はまだ着替えている最中だったりします。
入場時に記録用紙とビンゴカードを配ります。コスプレしてなくてもOKです。
会場のあちこちに「1から75までの数字いずれか1つが示されたボード」が隠されています。数字は「星のかけら」を意味します。見つけた数字がビンゴカードにあれば穴を開けることができます。
ボードにヒントが記されていることがあります。プレイヤー同士の情報交換(数字情報を含む)はまったく自由です。
15時からの閉会式で、各賞の発表と賞品の授与を行います。
ゲーム開始時に会場内に置かれているコントロールフラッグ(ボード)の情報は以下の通りです。プレイヤーたちの進捗具合に応じて12時過ぎに何枚かのボードが追加されます。
18個の欠片が発見されたら約1.4%で揃います。24個なら約5%で揃います。40個ぐらい約50%。50個でほとんどの人が上がります。初期配置で40個ありますが、発見率はせいぜい半分ぐらいと予想。昼過ぎに10枚ほど追加しました。
コントロールフラッグとは別にスタッフを配置します。プレイヤーの進捗に応じて台詞が変わります。占い師はラスボス情報(星を粉々にした理由など)も提供します。また、時間に応じてコントロールフラッグ(主に「星のかけら」)の追加や回収を行います。
コスプレ参加者は、100人弱ぐらいでした。
個人情報保護のため、画像サイズは小さくしてあります。いくつかは適当な時期に削除します。また、画像の関係者には元サイズ画像を送付できます。
すいせいせき&そうせいせき。雰囲気がよく似ているのは本物の双子さんだからです。二人でコスしたままスポーツカーで自宅から往復したそうです。当イベントでは(周囲に迷惑を及ぼさない限り)コスプレのまま往復して構いません。
やはりピンクの馬(遊具)に乗った騎士さまだろう。
子供「あ〜、ニセモノがいるぞ〜」
子供「男なのに女のカッコしたニセモノがいる〜っ」
そんなもんです?
別にゲームが有利になるわけでもありませんが、たくさんの『ポーション』を見かけました。3チームぐらい持ってたような?
記録用紙を提出するときにある条件を満たしていることを宣言すると、ラスボス戦になります。ラスボスを退治すると10点のボーナスになります。スポーツチャンバラのようにデュエルします。ルールは簡単で相手の体に先に触れた方が勝ちです(飛び道具も可)。4人の冒険者を撃退しましたが、5人目の挑戦者に右籠手をかすめ斬られました。
あらい「飛び道具は、かわせられれば楽勝っ!」
賞品の授与。帰路の交通機関。閉会の挨拶。記念撮影など。
優勝賞品は、ウレタン製のモーニングスター(9980円)です。
ちゃんと天空に星を帰しました。ただ、高崎線も新幹線も事故で止まりましたので、星が天空に到着したのは24時過ぎと思われます。
覚え書きなど
メインスタッフと当日スタッフをあわせて6名です。今回もメイン(オリエンテーリング担当として)で雇われました。自分の仕事はちゃんと果たせたつもりです。
おじゃ、やまもと、新井さとし、九条、円盤生物ノーバ、すずき。
画像は「前夜の打ち合わせ@WBR」です。と言っても、顔合わせぐらいしかできませんでしたけど。
ちなみに、受付のすぐ横に堂々と「ブラウニーの金の鍵」が貼られてました。
女子更衣室は2部屋を使用。男子更衣室は1部屋を使用。いずれもスタッフが常駐しています。
武器レンタルは1000円(値下げ)からあります。甲冑レンタルは10000円からあります。
熊谷駅とドイツ村を往復(約20名)。
帰路はさすがにみんなよく眠ってます。最後の最後に大きな荷物。
言いたいことはそれなりにありますが(少なくとも、パンフレットや会場内案内について)、それはスタッフ向けの別レポートで。ここでは自分の担当である「企画」について概論的に述べます。
みなさまのレポートの中に「甲冑系と版権系とが隔離している。まるで別のコスイベが開催されているみたい。一体感がまったくないので交流しなかった」という感想がいくつかありました。中世ファンタジーっぽいものなら何でもOKという条件での「単なる撮影会」では、そのような傾向になりがちです。それを防ぐには、彼らがより一緒に遊べる企画を用意する必要があります。参加者の自主性に任せたコミュニケーションに頼るだけでは難しいのです。
いっそのこと甲冑系コスプレイベントと版権系コスプレイベントを分けて催してみますかね。もちろん、更衣室もスタッフも共用で同日同会場で開催することになりますが…。あるいは普通に、甲冑系コスプレイベントを計画的に、他の版権系コスプレイベントとバッティングさせてもいいかも知れません。これなら、「もともと別のイベント」と参加者が割り切れます。
参加者のイベント満足度は「参加料金あたり」ではなく「負担あたり(参加料金の他に交通費や往復の手間を含む)」で算出します。従って、近い会場の場合は「低いサービスであっても低い参加費のイベント」も「高い参加費であっても高いサービスのイベント」も成立しますが、遠方の会場の場合は「高い参加費であっても高いサービスのイベント」でなければなりません。遠方でイベントを催す場合には、そこを留意すべきだと主張します。
個人的に言えば、1ヶ月前の段階で当日スタッフ6人ぐらいとある程度の予算を約束して頂ければ(どんなジャンルのイベントであれ)高いサービスを企画する自信があります。
ドイツ村イベントは、代表のおじゃさんが人手も予算も掛けない方針らしいので、その範囲内で企画を運営せねばなりません。手駒が足りなくても前に進まねばならないなんてことは、いくらでもあるのです。今後も同じような条件で何かやることがあるでしょう。限界はありますが、出来る限り工夫したいと思ってます。
温泉旅館でやりたいよね。太秦映画村もまたやりたいな。薬王園は少し難しいかも。スポーツ大会などもやりたいです。エイプリルフールに書いた思いつきも実現したいです。
とりあえず、おおまかなこと。
「ウドニーズ」のライブ。駐車場では「Sound Fools Day 2007」(カーオーディオとドレスアップのイベント)。動物園(馬や牛など)。体験乗馬。アーチェリー。ボート。ソーセージ教室。ゾーブ(大きな球に入って転がる遊具)。ドイツパン焼き。野菜の直接販売(ズッキーニなど50円)。
コスプレは、一般客には総じてウケが良かったみたいです。私の武器も十人ぐらいの子供たちに遊んでもらえました。何人かはその経験をずっと覚えていてくれると思います。< それだけ『FXライトセイバー』はすごい玩具なのだ。
「鎖鎧友の会」のみなさんです < 私は他人の振り?(笑)
7日。中央線経由。11時@秋葉原。@デニーズ。打ち合わせ。竜田揚げランチ。何人目のすずきくん。ゴルドラック。時代劇。@秋葉原駅。九条さんを回収。@稲荷神社。@デニーズ。深煎りカフェ。秋葉原案内。@ドンキホーテ。ドラキュラマント購入。普通の万とが欲しかったな。@ペッパーランチ。とうもろこしは苦手。@まんだらけ。『めぞん』BGMが大事。@ヨドバシ。@喫茶店。@革屋。19時半@武器屋。腐男子って何だろ。3と5って何だろ。印刷作業(200枚)。21時、秋葉原を出発(5人)。やまもとさんも九条さんも腐女子。もののけBGMみたい。ノーバさん75%K。『モノポリー』ミュンヘン版。危うく鞭うち。23時@WBR。打ち合わせ。ばんたろさんは明日は店番。ダイエットカルピス。栗を食う犬。『ディプロDX』。就寝。
8日6時、起床。少しは恥らえ。7時30分、宿を出発。九条さんは熊谷駅から添乗員。自民党ばかりの理由。あれが最後のコンビニ。8時40分@ドイツ村。ゲートの開閉。9時半、貸切バスが到着。10時、開会式。昼飯を食べてる暇なし。ラスボスとしての仕事。冒険者に斬られた籠手が痛い。ウドニーズのコンサート。緑の棒を振るのは慣れてます。15時30分、閉会式。17時25分、バス出発。18時20分、解散。高崎線。この後の列車だと事故で遅延してしまった。かきあげラーメン。@八王子駅。カレー南蛮うどんに福神漬け。のぞみが小田原で止まったらしい。22時10分、タクシーで帰宅。届いていたダースモール。必要最小限の追記してから寝る。