「袋小路」第39回例会

プレイ風景

非電源系ゲームサークル「袋小路」の第39回例会(2007年06月03日@豊島区立東池袋第三区民集会室)がありました。13時に到着し、用事があったので(そしてあまりに混雑してたので)15時過ぎに撤収しました。ちゃんと数えてはいませんが、いつもよりかなり参加者が多かったように思います。

(追記)主催者発表によれば、参加者は63名だったそうです。

プレイレポート

私がプレイしたゲームは以下の通りです。

『めぞん一刻 恋のペアマッチ』 7人

めぞん一刻 恋のペアマッチ

『めぞん一刻』(高橋留美子/小学館)をモチーフにしたカードゲームです。当時(ツクダアイデアル社/1986年)は九条明日菜が未登場だったので、ランク9のカードには犬の「惣一郎さん」が割り当てられています。

システムは、手札補充があるマストフォローのトリックポイントゲーム(6色12ランク)です。カードは、1〜10までが各6枚、0(ランク0)が2枚、Joker(ランク11)が2枚の合計64枚です。最初の手札は5枚で補充あり(山札が足りなくなれば全員補充なし)。0とJokerはいつでも出せます(リードのときは色指定)。トリックを取った人が次のスタートプレイヤーになります。手札がなくなるまで繰り返します。

得点は「響子&音無惣一郎=0点」「犬&三鷹」=0点」「五代&三鷹=0点」「響子&三鷹=マイナス13点」「響子&五代=30点」「響子=10点」「犬=9点」「五代=5点」「三鷹=マイナス3点」の順序でカウントします。

三鷹と音無惣一郎を取らされないように戦うのが基本です。

昨年の娯楽堂さんの日記でこのカードゲームについて述べられていたことを思い出し、持参しました。プレイは5人ぐらいが適正だと思いますが、実験的に7人でやってみました。

しむしゅさんが最終トリックで69点を一挙に得て勝利。やはり7人でやるものではありませぬ。

当時のゲームにしては非常によく出来ています。

原作を読んだことがない人がいれば貸し出します。だから読め!

『Cash and Guns(キャッシュ&ガンズ)』 6人

プレイ風景

銀行強盗に成功したギャングが分け前の相談をするゲームです。それぞれ手には銃を持って…。

誰に銃口を向けるかは自由です。銃口を向けられた人は下りてくれるかも知れません。下りたり撃たれたりしたらその回の分け前は貰えません。

しむしゅさんの勝利(実は秘密警察だった)。

残弾ある人の拳銃を奪って二丁拳銃やりました。

『カタンの開拓者たち(Catan)』 4人

初期配置 終局図

もはや説明不要の定番ゲームです。

小麦が少ないマップ(3,3,10,11)。鉄と粘土は豊富。みなさん初期配置で専門港を確保しようとする意図があからさま。序盤は、8の目で道セットを得る赤が有利。中盤は、青が伸びてきて、さらに白が伸びてくる展開。結果は、流さん(1番手,白,10点(街4+騎士))、しむしゅさん(橙)、すーさん(赤)、新井さとし(青)でした。

小麦が出ないのでみなさん輸入してました。

例会でプレイされてたらしいゲーム(後日追記予定)

その他

その他の覚え書きや意見など。

秋葉原の武器屋にて

武器屋の店長さんに書籍『花札を初めてやる人の本』と花札『天狗(黒)』(任天堂)を進呈。また眠れなくなるがよい。

俺、参上

今日は、王子駅から都営バスに乗り、上池袋1丁目のバス停で降りました。このバス停から会場までけっこう近いです。

今日の持ち込みなど

持ち込み

突っ込みは却下。

オーバーフロー(20070604追記)

今回は参加人数も多く、会場のキャパを越えてしまいました。今後の対策としては、より広い会場を確保したり、第4回例会のように「当日参加の方はお帰りいただいて」とすれば解決できましょう。

むしろ問題なのはスタッフ不足です。確かに、設営や清掃やアフターは当日参加者が手伝ってくれますし、例会報告用の記録(デジカメ撮影)は参加者からの投稿を採用すれば何とかなります。しかし、受付(初心者対応)と警備(荷物番)が足りてません。そして、受付やってくれてる人がいないと、初参加者や初心者に優しくなくなってしまうこともありえます。これは袋小路の看板に関わる問題だと思います。

私の記憶が確かなら、「袋小路」の正式なスタッフは娯楽堂さんしかいません。その理由は選択肢「いつでも袋小路を辞められる」の為と聞いております。しかし現在においては、その選択肢にともなう代償が(娯楽堂さんにとって)あまりに大きくなっているように思えます。そろそろ開き直って、正式にスタッフを雇ってもいいんじゃないかな。そうすれば「常に受付がいる状態」を実現できるでしょう。

余談ながら、シャッフル制度や時間調整アイテムを併用していいと思います。シャッフル時刻が事前に公開されていれば、途中参加者にとって到着時刻の目安になります。また、時間調整アイテムは、『ピーキースジェンガ』や『ハイパーロボット』などに限らず、雑談卓や飲食卓などの待合卓でもいいと思います。

3年ぐらい前に話してたように、袋小路を株分けすることも考えていいんじゃないかな。それだけの人材は十分に揃っていると思いますよ。

リンクなど

ARAI Satoshi ( arai@luminet.jp )