遊戯史学会第17回例会

遊戯史学会の第17回例会(2005年11月26日@中央区大場橋区民館3階)に参加してきました。

開会のことば 増川宏一氏

実践が必要だが資料研究も重要。

「競技かるたの歴史」 津久井勤氏

風景

「文芸である百人一首だが競技として用いる」という建前で、明治時代は弾圧を逃れていた。現代カナ遣い導入時には、普及派(東京など)と伝統派(京都や福井)とが争った。決まり字の歴史(明治38年)。昭和初期にまた弾圧(主に風紀の問題)。学術的な研究は少なかった。今後は海外への普及なども。

「盤と遊戯史、チェス史の研究」 田中則之氏

風景

講演内容は「古代のイランの遊戯盤」と「イスラム型のチェス駒について」に分かれてました。さまざまな資料が紹介されました。

その他

いろいろ。配布用の「ゲームマークマーケット2006」のチラシを預かりました。

Satoshi ARAI ( arai@luminet.jp )