日本頭脳スポーツ協会コミュニティセンター

日本頭脳スポーツ協会コミュニティセンター(横浜市港北区日吉)を見学してきました。

あらすじ

協会のWWWサイトを拝見する限り、ボードゲームを用いて障害者や老人の社会参加を図ることや、次世代への啓蒙などの趣旨には大いに賛同できる。実績もそれなりにあるようだ。同時に、運営についてあまり良い噂を聞くことが少ない。確かに、政治への関わりは必要であるとの認識はあるが、その方法についてはまた別の問題だ。ともあれ、伝聞やイメージだけで判断すべきではないので、いつかは自分の眼で確かめたいと考えていた。

さて、弔事休暇中とはいえ処理すべきことはひとつづつ片付けなければならない。今日は朝から日吉の方まで行ってきた。そのついでに、件の日本頭脳スポーツ協会コミュニティーセンター(横浜市港北区日吉2丁目)を見学することにした。実は、ここにかつてあったマンガ喫茶「まーくん」は何十回も利用したことがある。私はかつて光栄に勤めていたころ日吉4丁目に住んでいたのだ。

階段を上がり扉をくぐると、スタッフ2人と小学生らの姿が見えた。初心者のふりをして、チラシが欲しいとお願いすると、親切に対応してくれた。その間に事務所の設備やゲーム棚などを観察する。趣旨や運営について伺いたい相手は不在だったので、スタッフから見た運営状態や大会の雰囲気などを聞くに留めることにした。

「よろしければ遊んでいきませんか?」とのことでしたので、ありがたく遊ばせて頂くことにした。服喪中だが、その間に誰か来るかもしれないし、子供たちがどのようにボードゲームに触れてるのか興味があったからだ。遊んでいると、小学生らの姿が少しづつ増えてきた。私が小学生のときに近所の将棋センターに遊びに行ったことを思い出す。経験則で判断するに、次世代への啓蒙は有効に機能していると思われる。また、ひっきりなしに業務上の電話が掛かってくる(2時間で十数本ほど)。2時間で席料は300円。

趣旨は確認できたが、態度はまだ保留。

プレイレポート

はづきちゃん強すぎ。

『カタン(Die Siedler von Catan)』 4人

大会で上位に入る為には緒戦などで11点以上で勝たなければならないと考えているので、ひそかにそのハンディを自らに課してプレイ。話を聞くに、みさちゃん(7歳?)は私と同じくらいのプレイ回数があるとのこと。

マップは鉄と麦が交互に並び全体的に木材が不足気味。私(赤色)は1番手で6木6土10羊と2鉄5麦10麦を選ぶ。みさちゃん(金色)は、4木4木と8鉄で木港を用意。なとりさん(黄色)は鉄と麦を抑え、くどうさんも同様にカード戦術。

終盤になるとみさちゃんが飽きてきたらしいので、さっさと道賞を奪って10点で終局させました。

『スターラミー(Star Rummi)』 4人

みさちゃんがインストしてくれることになりました。要するに13ランク5スートの『ラミーキューブ(Rummikub)』でした。ラミーキューブなら2〜3回ほど経験があるので何とかなりそうです。参加者は、はづきちゃん、みさちゃん、なとりさん、新井さとしです。全自動麻雀卓で、5スートのトランプ牌2セットを用います。各スートにジョーカー1枚ずつがあり、さらにジョーカー1枚があります。

1回戦目は、はづきちゃんの勝ち。2回戦目は、新井さとしの勝ち。

その他

覚え書きなど。

新しいラミーキューブ?

ラミーというのは要するに、ランク方向とスート方向との2次元に書かれたマス目に、既に出ているタイルを○や◎で書き込んで、その書き込まれた全ての○をどうやって串刺し(長さ3以上)にするかを考えるゲームだ。そこで、4ランク4スート4カラーの3次元ラミーなどできないものだろうか?

そんなことを帰りの電車の中で考えてました。

頭脳スポーツコンクール

7月末日。頭脳スポーツコンクールに『サガミ』を応募しました。入賞するとは思ってませんが、伝統ゲームを知るきっかけになってくれればいいと考えています。

リンクなど

Satoshi ARAI ( arai@luminet.jp )