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もともとダイスに興味を持っていたので牌そのもののデザインには惹かれていた。以前から『長天』や『牌九』などは知っていたが、天九牌の変則的な牌構成に必然性を見出せなかった。しかし、『天九』を調べているうちに、天九牌のユニークな牌構成とこのゲームのルールとの調和に感心した。ゲームデザインに対して「美しさ」を感じたのは久しぶりだ。

調べてみると、もともと天九牌は宣和牌と呼ばれており、主にラミー系のゲームに用いられていたらしい。ラミー系ゲームが麻雀牌で遊ばれるようになった後に、トリック系の『天九』が遊ばれるようになり、宣和牌は天九牌と呼ばれるようになった。…だそうな。

Satoshi ARAI ( arai@luminet.jp )