センテニアル(Centennial), Martinetti, Ohio.

センテニアルとは百年祭という意味です。どうしてこんな名前になったのか少し不思議です。ボードの1から12の各月によって1年を構成しているということなのでしょうか。別名として『マルティネティ(Martinetti)』や『オハイオ(Ohio)』があります。

偶然による予想外の大逆転を見せることもしばしばありますが、結構のんびりしたダイスゲームです。

ルール

プレイ人数
2人以上(4人を推奨)。
用具
普通の6面体ダイスを3個。
専用ボード(筆記用具があれば即席で作製可能)。
プレイヤーの現在位置を表示する駒。
所要時間
1ゲームあたり十数分程度。
目的と勝敗
より早く1のマス目に戻ってくる。戻ってきた順に勝利。

ゲームの手順

  1. プレイする順番を決める(時計回り)。駒はスタート位置に置く。
  2. 自分の手番にダイス3個を振ります。現在の位置から見て移動方向の隣接マスの数値を、出目のうち任意のものを加算して(あるいはそのまま使用して)作ることができれば、その隣接マスに移動することができます。移動できなくなれば次のプレイヤーの手番になります。
    (例)Startにいるプレイヤーが「1・2・4」を出せば7のマスまで進むことが出来ます。同様に「1・2・5」が出たならば3のマス目まで進むことができます。「2・2・4」なら進むことすらできません(なぜならば、1を作れませんから)。
  3. より早く、12のマス目まで行ってから1のマス目まで戻ってきたプレイヤーが勝利します。

専用ボードの構成

Start101112

オプションルール

感想・評価

駆け引きも意志決定の余地も無い多人数ソロプレイですが、小学生の学習用などに適しています。頭を使わないので、わいわい騒ぎながら遊ぶにも適しています。

Satoshi ARAI ( arai@luminet.jp )