マーブルマッドネス 6月度例会(作業中)

ただいま戦闘中

マーブルマッドネスの6月度例会(2006年06月24日(土)@立川です。参加者は、しゃおら、新井さとし、Rou、エディ、てれれ、すちーぶ、よっちゃん(到着順)。DMが寝坊して遅刻しましたが、20時くらいまで延々とダンジョンにいました。

『Advanced Dungeons and Dragons 2nd』

シナリオ「???」(DMよっちゃん)

プロローグ

 君たちは今、ダンジョン奥の部屋にいる。ダンジョンと言っても部屋は7つ。
間取りも単純なので大体記憶している。駆け出しの冒険者の付き添いだったり、
住み着いたゴブリン達を追い出したり…そう、ここは何回か来て結構おなじみの
ダンジョンの一つである。
 昨日までは。

 話は数日前にさかのぼる。
 「ダンジョン探索ヘルパー求む!」の張り紙をゴールドドラゴン・インで見つ
けた君たちは、「よくもまぁこんな所で」と身も蓋もない事を思いつつ、張り紙
の主に会ってみる事にした。
 張り紙の主はまだ幼さが表情に見え隠れする若者だった。レザーアーマーに使
い古された茶色のマント、ショートソードを腰に下げ、足下にはミディアムシー
ルドとバックパックが無造作に置かれている。お決まりのファイタースタイルで
ある。若者の隣にはマントにフードをかぶった(屋内なのに)若者が座っている。

 「あんた達が案内してくれるのかい?」

 雇い主は血気盛んな若者特有のギラリとした目つきで君たちを見つめながら言っ
た。

 「俺の名前はブライト・コートベル、こっちは相棒のコンフェッティだ。」

 コンフェッティと呼ばれた若者はあなた達を一瞥すると、軽く会釈した。
 君たちが自己紹介をする間、ブライトは口の端をつり上げたニヤケ顔と相変わ
らずとどまらないギラリとした目で君たちを見ていた。コンフェッティの方は逆
に全く関心がないように君たちをただ見つめているように見えた。
 君たちの自己紹介が一通り終わるとブライトは勢いよく席を立った。

 「OK! あんた達なら良さそうだ! さっそくダンジョンへ向かうとしようぜ!」
 「報酬がまだ決められていない。」

 始めてコンフェッティが口を開いた。良く通る低い声だ。

 「契約が成立しないとこの人達は動いてくれない。」
 「おっと、そうだったな。んーと…」

 ブライトは腰の後の方に吊してあった小袋に手を突っ込み、無造作に宝石を机
の上に置いた。ちょうど君たちの人数分ある。

 「まぁ、前金としてこんなもんでどうだい?」

 それはアメジスト(30GP相当)だった。

 「あとは成功報酬って事で。まぁ最低でもこれと同じ分は出すから安心しな! 
あ、ただし全部宝石だからな。金は必要最低限以外持ち歩かないようにしてるん
だ。何故かって? そりゃ重いからに決まってるだろうが。あんなかさばるもの
後生大事に持ち歩いている奴の気が知れないね。」

 ブライトはケラケラ笑いながら宿の外へ出て行った。

 「どうする?」

 取り残されたコンフェッティが君たちに尋ねる。

 「彼は前金と併せて1人当たり最低宝石で60GP相当分出すと言っている。ダン
ジョン探索で得た宝物は…」

 ここでコンフェッティは少し間をおいて

 「硬貨や宝石は頭割り。剣やリングなどアイテム類は先に取った者勝ち。多分
彼ならそう言うだろう。契約を締結するか?」

 少しの論議の末、君たちは依頼を受ける事にした。


 パーティがホワイトバーチから出ると、ブライトは皆の先頭を大股でずかずか
歩きながら君たちに尋ねた。

 「とりあえずここから一番手近なダンジョンはどこだい?」

 君たちは最も手近なダンジョンへと向かう事にした。街道から少しそれ山の方
へ向かっていくとなだらかな岩地の一部がぽっかりと落ち込んでいる。天然の鍾
乳洞だ。天然の洞窟とはいえ、ダンジョンである事に変わりない。その入り口で
ブライトはあごに手を当て、しかめっ面でダンジョンの入り口をじっと見つめた。

 「んー…なんか、らしくないんだよなぁ。」

 しばらく見つめて出てきた結論はそれだった。君たちはどんなダンジョンが
「それらしい」のか尋ねた。

 「そうだな、岩山の下にどーんと入り口があって部屋がいくつもあるヤツがい
いな。できればモンスターの徘徊してるとこ。」

 君たちは今までの経験から、適当なダンジョンを紹介する事にした。それは徒
歩で1日程度の場所にある。
 翌日の昼過ぎ、君たちはダンジョンが見える所まで到着した。ブライトは目を
輝かせて

 「いい感じじゃないか。まぁ入り口に邪神の彫り物でもしてあれば完璧なんだ
けどな。よーし、早速探索開始だ! もちろんお宝ゲットまでここに籠もるぜ!」

 ダンジョンの中にはゴブリン達が5匹棲んでいたが、君たちはこれを撃退した…
というかむしろブライトが先頭を切って戦った。ブライトのファイターとしての
腕は悪くない。君たちと同じくらいのレベルにあるだろう。「ヘルパーの意味無
いじゃん。」とやはり身も蓋もない事を思ったが口には出さない事にした。君た
ちは戦闘でいくらかの怪我をしたが、コンフェッティはローブの中からワンドを
取りだし、

 「ヒーリングワンド。1人当たり1日1回。」

と言って君たちの傷を治してくれた。

 所詮7部屋のダンジョンである。ゴブリン達を退治した後は特にめぼしい物は
ない。一番奥の部屋まで辿り着いた所で君たちがこのダンジョンはここまでと告
げると、ブライトはビシィッと人差し指を君たちに指して

 「甘いっ!」

と叫んで得意げに語り始めた。

 「こういう所にはな、隠された扉があるもんなんだよ。まぁこの単純なダンジョ
ンとも呼べない代物は、そうだな、お宝満載モンスターウヨウヨなダンジョンの
いわばカモフラージュってヤツだ。」

 「ダンジョンと思いこんで喜び勇んで入っていったのは誰だ?」と君たちは思っ
たが口には出さない事にした。

 「そう、真のダンジョンへの入り口は…ここに有るっ!」

 あなた達に向けられていたブライトの人差し指が部屋の奥側の壁ど真ん中を指
した。

 「いや、そこは何回も探した事が…」
 「ここを徹底的に探すんだ! いいな!」

 君たちのアドバイスも空しく、雇用主の命令に従う事にした。

 あった。

 巧妙に隠されていたシークレットドアがそこにはあった。

 「ほらな、言ったとおりだろ?」

 ブライトは満面の笑顔でそう言うと目を更にギラつかせ、ダンジョンの入り口
へ向かい始めた。

 「さぁ早速行くと…」
 「そろそろ日が暮れる。」

 久しぶりにコンフェッティが口を開いた。ワンドの説明をしたとき以来か。

 「皆の疲れを取っておいた方がいい。」
 「ん…それもそうだな。」

 やけにあっさりとブライトは納得しシークレットドアを閉めると、ここで野営
をすると宣言した。
 火を焚いたりするのには外がいい、という意見もあったが

 「お宝をゲットするまではここに籠もる!」

との一言で却下された。

 特にモンスターの襲撃もなく、次の日の朝、君たちは真のダンジョンへと向か
う事にした。先頭を行くのはもちろんブライトである。

 「さぁ、行くぜっ!!」

参加PC

ヘッケル(T4)、ラビラ(T4)、ザイン(M2)、ジャック(F6)、テレクス(F4/C5)、レオン(C4)。

シナリオのキーワード

自称スパイ。スケルトン4体。初めてのターニング。ハープシコード。レリーフの罠。ゾンビ4体。ラストモンスター。透明な壁「PUSHとPULL」。

1〜12を12部屋に置く数陣(六芒星の魔方数陣)。コンタクトGoogleプレーン。中央の隠し部屋に巨大な像「4人だ」。「ダンジョンと掛けて」「剣と掛けて」「城と掛けて」「王様と掛けて」。座布団1枚。財宝を守るブリンクドッグ2頭。

既視感。「いま何回目?」。ビューティフルドリーマー。最後まで気が付かない幸せもの。長門さん。憂鬱。全員が満足するには?

その他

「10時半までに」「いよいよ新しい車を」「4時起きです」「サーバ落としてから来た」「推理するに車内トラブル」「DM遅刻」「(ロイホ)ホタテGUY」「デスノート持ってる?」「まんが喫茶に行かない主義」「DSL黒を入手するには?」「パネキット」「デスクリムゾン」「あせって二度寝してるんじゃ?(今頃高尾?)」「11時30分@吉祥寺」「Rサイズは佐世保という」「カギを締めていい、と言った?」「7月22日(土)かカタン予選なので次回は29日(土)に」「終バスに間に合うかもしれないので」。

Once Upon a time 追加カード案

未確認。「金」「天使」「箱」「布/服」「ひしゃく」「よろい」「鎖/かたびら」「盾/守り」「斧」「短剣」「棒」「ネズミ」「泉/井戸」「鏡」「かぼちゃ」「酒」「絵画」「下着」「萌え」「直径600m」「黄金12宮」。< 身内向け

昼食@「This is the Burger」

立川バーガー

画像は「立川バーガー(Lサイズ)」です。直径15cm。カルピスウォーターと比較すれば、その大きさが分かると思います。1度は試す価値あり。私が食べたのは「侍バーガー」ですが、普通に美味しかったです。でも、リピーターはあまりいないらしい?

Satoshi ARAI ( arai@luminet.jp )